One Earth Guardians
活動レポート

One Earthology Seminar 2022
テーマ「土」

100年後の大地を想う
1st round

8月のOne Earthology Seminarは「食糧生産と土壌〜持続可能な農業を考える〜」をテーマに、土に根ざした食糧生産を軸とした持続可能な生活の実現について考えました。
参加者に与えられたミッションは、土壌の疲弊により十分な食糧生産を行うことが困難になった地球において、どんな大地でも作物の生産に適した土壌に変えることのできる《資材 X》が突然もたらされたという架空の設定のもと、持続可能な生産と生活を立て直すべく、《資材 X》の利用計画を立てることでした。《資材 X》は量が限られていて一時的な効果にとどまるという制約があるなかで、地球上のどのような土地でいかに生産活動を行い、人々の生活を営んでいくのか、各グループで話し合いました。考える要素の多い設定でしたが、このような設定を通し、持続可能な食糧生産を考える上では、生産量という一つの面だけでなく、環境や生態系へ与える影響や人々との生活の関わりなど、農業活動の様々な側面に目を向けたいと考えています。
発表では、自給自足の複数のコミュニティの連邦体制や、《資材 X》を分割して研究活動や緑地化等にも使用する計画など、グループごとに特色ある提案となりました。ディスカッションでは、果たして本当に持続可能なのか、土壌の疲弊と環境の荒廃を繰り返すことになってはいないか、といった疑問が投げかけられ、持続可能な食糧生産活動を考える上で環境への影響や人々の生活まで意識することの難しさを感じました。
(生圏システム学専攻 橋元 菜摘)

2022.08.24

One Earthology Seminar 2022
テーマ「食」

100年後の「いただきます」を考える
1st round

今回のテーマは「未来を生き抜く食のあり方 ―加工食品は生きるチカラとなりうるか―」です。加工食品は時代の変化やニーズに合わせて生み出され、我々の食生活を支えてきました。本セミナーでは、そんな加工食品は100年後の地球にどのように貢献できるのか、について考えました。
テーマについて考えるための設定として、参加者は2122年に創業100周年を迎える加工食品メーカー「OEGs食品」の社員になりきり、「100年後の地球へ:ローカルコモンズでつなぐ食の未来」をコンセプトとする新商品の提案を考えました。各グループは「環境」や「経済格差」といった条件が異なる国における新商品を想定し、参加者自身が予想した「100年後の未来の社会像」を条件に加えることで、100年後の食のあり方を現実的に考える機会となりました。
ディスカッションを経て、経済格差が大きい国を想定したグループでは貧困層向けに「VRを使って様々な料理を再現する技術」、環境が悪化し培養肉や代替肉しか食べられない国を想定したグループでは「大豆を原料に3Dプリンターで作った黒毛和牛」など、各チームの個性が光る新商品が提案されました。多くのグループが現代の食を守る(再現する)ような加工食品を提案しており、現代の食生活の豊かさを再確認しました。
(農業・資源経済学専攻 宇都宮 涼)

2022.07.13

第8回 LUC Lecture
【オンライン開催】
宇宙のSDGs と 地球のSDGs

―宇宙でつくって宇宙でこわす 持続可能なものづくり―

近年広く話題となっているSDGsは地球だけではなく、宇宙での実現も考えられています。今回のLUC Lectureでは有人宇宙システム株式会社/JAMSS 宇宙飛行士訓練インストラクタの張替真理亜氏と本研究科の五十嵐圭日子教授にご講演をいただきました。宇宙では様々な実験が行われており、ものづくりの分野のひとつでは二酸化炭素と水を材料に、太陽光エネルギーを用いてセルロースを生み出せます。これは宇宙で形を持った構造物を持続的に作ることができるということになります。今までは宇宙を漠然とした広い空間としか捉えていませんでしたが、ISSでの生活といった等身大のお話を伺うことで宇宙が身近なものとなり、日常生活から「宇宙ではどうなるだろう」という視点をもって地球を俯瞰したり宇宙を自分事としてとらえられるようになりました。
地球は「宇宙船地球号」と表現される一方でISSは「小さな地球」と言われることもあります。ISSでは水は貴重な資源のため、人間が排出するものも含め水分はすべてリサイクルされます。このような物質的な循環の面はもちろん、ISSが国際チームであることもそう呼ばれる理由でしょう。3時間程度でISSに行けるほどに宇宙が近くなった世界で、我々は地球号の一員として国境を越えて地球に対するふるまいを考えるべきなのかもしれません。
(水圏生物科学専修 小岩 あい)

文部科学省 地球観測技術等調査研究委託事業「バイオ有機素材の宇宙リサイクルシステム開発 」との共催

2022.3.1

実学研修
SOMPO環境財団CSOラーニング制度/公益財団法人パブリックリソース財団

「支える人を支える」伴走支援で心をつなぐ

「食品ロスの削減と食の貧困の同時解決に向けたアプローチ:我が国の食料安全保障向上においてフードバンク・フードパントリー活動(FB活動)が果たす役割と意義に関する一考察」と題して行ったワン・アーソロジーⅡの一環として、公益財団法人パブリックリソース財団でのインターンシップ、ならびに公益社団法人東京子ども子育て応援団のFB活動に参加しました。生産から消費までを含むフードシステムの様々な段階において食品ロスが発生している一方で、栄養バランスの取れた食事を満足に食べられない人がいる現状を「食料問題」と捉え、その解決に向けたアプローチとして「食品ロスとして廃棄される食品を、必要としている方たちに届ける取組み」であるFB活動に注目し、文献調査や現場での活動を通してFB活動の持続可能性や日本の食料安全保障における重要性を考えました。
パブリックリソース財団では、休眠預金を資金源とする「中核的フードバンクによる地域包括支援事業」に関わらせていただき、文献調査や団体を運営している方たちへのヒアリングに参加しました。それぞれの地域で核となるFB活動の活性化支援が地域の食料安全保障の向上に繋がることを感じたとともに、FB活動の社会的な意義やその効果、課題などを見通す機会となりました。
また、東京子ども子育て応援団では、特に国内の食の貧困に際して問題となっている食の「質」に着目し、野菜を調理する時間的・精神的な余裕がない世帯でも野菜を利用しやすいよう、一次加工(カットやすりおろしなど)を施した野菜を小分け・冷凍して提供する試みがなされており、利用者アンケートから一定の効果があることがわかりました。今後も、現場での活動や研究を通して国内のFB活動の展開を注視し、安心・安全で栄養バランスの取れた食をすべての人が手にできる社会を目指して活動を続けたいと思います。
(農業・資源経済学専攻 川瀬翔子)

2021.8 - 2022.2

実学研修
横河電機株式会社

人と地球にやさしい食事とは−培養肉の可能性

今回は、人と地球にやさしい未来の食事とは何かというテーマで、横河電機株式会社の皆様と共に実学研修を実施しました。2030年にはタンパク質需要の増加に供給が追いつかなくなるとされており、新しいタンパク質生産の形を模索する中で、人に必要な栄養素を兼ね備え、さらに家畜を育成する必要がなく、食べられる肉の部分だけを人工的に増やすことができる培養肉に着目しました。
オンラインでの活動が中心となりましたが、培養細胞技術研究の現場や、培養液循環への藻類の活用等の専門家の方々にヒアリングを実施しました。それを通じ、持続可能な培養肉生産を都市で実現するというコンセプトを検討・提案しました。これは肉の大消費地である都市部でも肉を生産し、供給を安定させること、そして肉を育てるために必要な養分を藻類の光合成によって賄うことで、肉の生産を持続可能にすることを目指したものです。これらの検討を進める中で、培養肉の現状・将来像への理解を深めました。
生産から消費にかけて無駄のない、人にも地球にも最適な食事に対して、培養肉が果たす役割について今後も注目していきたいです。
(生産・環境生物学専攻 和田真輝)

2021.7 - 2021.12

実学研修
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

気候エネルギー問題にNGOとして携わるとは

私は公益財団法人SOMPO環境財団が設ける「CSOラーニング制度」という制度を利用し、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)にて約8ヶ月インターンさせていただきました。WWFジャパンは野生生物や森林、海洋の保全、持続可能な自然資源の活用の推進など幅広い活動をしている団体です。私は主に気候変動対策や再生可能エネルギーの普及促進に取り組む部署にて受け入れていただき、関係するさまざまなリサーチ業務やスタッフブログの執筆などに取り組みました。例えば、地熱発電開発の規制緩和は気候変動対策の一つですが、一方で開発の適地が国立公園内に多く分布するため環境保全との間にトレードオフが生じます。規制緩和に対するWWFジャパンとしての意見形成のため、国立公園内の保護区分の分布について地理情報システムを用いた分析を行い、実際に環境省の審議会資料の一部に反映することができました。大学で学んだスキルを実践的な場で役立たせ、環境問題について視野を広げることもできた貴重な経験となりました。
(生圏システム学専攻 森健人)

2021.8 - 2022.3

実学研修
株式会社Chicabi

日本の酪農、100年後の未来

株式会社Chicabiで、「100年後まで日本の酪農を残すには」という大テーマのもと、半年にわたって実学研修を行いました。昨年度はオンラインでのみ行われた本研修ですが、今年度はChicabiの方々のご尽力により、子牛の預託牧場を併設するキャンプ施設「千葉ウシノヒロバ」にて、現地活動を行うことができました。
私は、「アニマルウェルフェアを日本にも広める」ことをテーマに設定しました。欧米でアニマルウェルフェアに基づいた流通規制が始まっている今、日本も同調することが有益であると考えたからです。そして、「牧場を併設する千葉ウシノヒロバを選ぶ消費者は酪農への関心が高い」という前提のもと、アニマルウェルフェアを啓発するパンフレットを作成・千葉ウシノヒロバで配布し、その効果をアンケート調査で測定しました。
パンフレットで人々の考え方を変容させるのは容易ではなく、倫理観の問題であるアニマルウェルフェアを普及させることの困難さを痛感しました。しかし、この倫理的・抽象的で取っ付きにくい課題に長い時間をかけ、熟考することができたのは大きな収穫です。現地での活動も、社会実装の第一歩として非常に有意義なものになったと考えています。
(国際開発農学専修 小坂七海)

2021.7 - 2022.3

実学研修
住友林業株式会社

日本の林業の未来を考える

私は「日本の林業の未来を考える」をテーマに、住友林業株式会社で実学研修を実施させていただきました。日本林業の問題点として、収益面では造林などの諸経費に対して木材価格が釣り合わない点、加えてミクロな視点では、木材を集める架線の設置ノウハウを持つ技術者減少への対策、木材のトレーサビリティ向上といった課題が挙げられます。本研修では、住友林業社有林(愛媛県新居浜市)、住友林業筑波研究所への現地訪問、さらに木材流通を専門に扱う住友林業フォレストサービス様へのヒアリング等を通じ、問題の把握と解決策の模索を試みました。また、未来の森林経営を考えるにあたり、炭素クレジットによる森林ファンド経営を想定し、どの程度の炭素価格であれば森林経営を持続できる収益を得ることができるか、という簡易的なシミュレーションも行いました。足下の課題に取り組みつつ、未来の森林経営像を描くという2つの視点で、これからも林業の問題解決に取り組もうと思います。
(森林科学専攻 金子竣亮)

2021.7 - 2022.3

実学研修
東洋水産株式会社

食品製造の現場から食品ロス削減を考える

私は東洋水産株式会社のご協力のもと、「食品ロス問題」をテーマに実学研修をさせていただきました。当研修では、東洋水産(株)関東工場(群馬県館林市)にて即席麺の製造過程を見学し、食品残渣が発生するポイントや食品廃棄物の処分方法について学習しました。通常の工場見学では見ることのできない場所まで入り、食品製造の現場を隅々まで観察できたことは貴重な経験になりました。また、工場見学を通して考えた食品ロス削減方法や食品残渣の有効活用方法を提案し、東洋水産の方々と議論をさせていただきました。食品ロス問題には高品質を求める日本の消費者意識が影響していることも論点となり、技術的な話だけで解決できるような単純な問題ではないことを痛感しました。しばしば農学徒は農作物の生産性ばかりに注目してしまいがちだと思いますが、農作物生産から食品加工、流通、廃棄までの一連の流れが安定していなければ「持続可能な食」は成り立たないことを再認識し、広い視点をもって物事を考えることの重要性を学びました。
(生産・環境生物学専攻 吉山優吾)

2021.7 - 2022.2

One Earthology Seminar 2021
【オンライン開催】
テーマ「土」

100年後の大地を想う
2nd round

2月のOne Earthology Seminarは「地球を出て暮らす Part 2 〜土と人との持続的な関係を考える〜」をテーマに、素材としての土やその利用方法、そして土のある生活の豊かさについて議論しました。今回の目的は、食糧生産に注目する中で土の重要性と有限性を改めて考え直すことでした。9月に開催した1st Roundの続きのシナリオとして、とある惑星に不時着した宇宙船を舞台に、限られた土をどう有効活用しどのように食糧生産を進めるかという課題に取り組みました。究極の条件を与えられ、どのグループも学生と大人が一緒になって活発に議論していたように思います。1つの宇宙船の規模で考えたので資源が有限であることがわかりやすかったですが、地球という大きな規模でもそれは変わりません。資源を効率的に利用して循環によって枯渇を防ぐためには、物質循環の把握が重要であると特に感じました。また、精神的な余裕を持つこともますます大事になってきます。いくら逼迫した状態でも自分たちが生きる意味は何なのか、そういった意義を見失ってはならないと感じました。
(応用生命工学専攻 鳥井要佑)

2021.12.22

第7回 LUC Lecture
【オンライン開催】
資本論×バイオエコノミー 豊かな生活ってなんだ?

―わたしたちが向かうべき未来とは―

OEGs育成プログラムでは地球の今、そして将来を考え続けています。環境問題について考えるとき、切り離せないのが経済の話です。今回のLUC Lectureは経済思想・マルクス経済学が専門の大阪市立大学 斎藤幸平准教授を講師に招き、私たちが目指すべき「豊かさ」とは何か、資本主義のもとで持続可能性を追求しようとする現在の社会が抱える問題について、ご講演いただきました。新たな技術革新によって“環境に優しい“成長を目指そうとしても、実態は「気候正義」の名のもとに、そのツケを立場の弱い人々に押し付ける構図になっているとして、無限の成長を是とする経済システムの限界を指摘されました。
確かに、環境問題に限らず、昨今浮かび上がっている様々な社会問題は、経済成長を掲げる社会システムの綻びとして現れているものかもしれません。それでは、私たちはどのような社会を志せばよいのでしょうか。国内でもSDGsの機運が高まりを見せているように感じますが、今の取り組み方でその先に目指す社会を見据えることができているのか、立ち返った議論も必要かもしれません。
(生産・環境生物学専攻 室 智大)

ハイライトシーンのダイジェスト動画はこちらをご覧ください

2021.05.19

One Earthology Seminar 2021
【オンライン開催】
テーマ「生物多様性」

100年後の多様な命を育む
2nd round

テーマ「⼈と⽣物のゆたかな暮らしを叶える、ある町の活動計画を考えよう」のもとで、開催された生物多様性の2回目。架空の街において、生物多様性の保全に向け、行政が提示した戦略を市民にとって血の通ったものにするべく議論して意見書をまとめるという立て付けだった。日ごろから、環境政策は立案された後でいかに市民の協力や理解を得るかは重要と感じていたが、その難しさを様々な観点で感じた。問題意識がない市民に対しても行政サービスとして還元することの限界、環境教育を社会システムに組み込むには不足する行政資源、生物多様性の保全と自然の豊かさを推しにした街づくりという両立すると思われた政策のずれ。如何に絵に描いた餅で済ませないか、一方で小さくまとまらずに結果も確実に残す、そのためにも産官学に加え、市民との熟議が求められると実感した。正解が無く、確実に状況が悪化していく生物多様性保全のフロンティアに今後身を投じる立場としては、気合を入れ直す良い機会となった。
(獣医学専攻 大谷 慧)

2021.11.17

One Earthology Seminar 2021
【オンライン開催】
テーマ「食」

100年後の「いただきます」を考える
2nd round

今回のテーマは「持続可能な食の選択を考える」です。 今年度の「食」テーマでは「食材を購入し、調理して食べ栄養になるまで」にフォーカスしており、今回は「食材を購入」するところに着目しました。地球にとってもヒトにとっても持続可能な食生活を続けるためには食材の購買の段階でどのような選択が必要となるか、また、そのために売り手側はどのような工夫をすべきかについてスーパーマーケットの野菜売り場を題材に考えました。
ディスカッションを経て各グループが提案したソリューションには共通する部分が多く、ほとんどが環境負荷の低い商品を選んでもらうためのポイント制の導入をあげていました。
しかし環境負荷への注意を惹く目的で提案されたポイント制には、数値化することの難しさや、数値情報にとどまらない環境への影響に関する具体的な情報を提供して消費者リテラシーを向上させるべきではないのか、といった疑問が残りました。
今回のセミナーでは、100年後の未来でも楽しくておいしい食卓を続けていくためには消費者の意識と小売りの工夫が必要不可欠であることが実感をもって認識できました。
(水圏生物科学専攻 小竹真帆)

2021.10.20

実学研修
株式会社重次郎中屋敷ファーム

肉牛生産の持続可能性を考える

持続可能な牛肉生産を考えるために、次世代につながる畜産を目指して様々な取り組みを行なっている岩手県雫石町の株式会社重次郎中屋敷ファームにて実学研修を行いました。コロナ禍ではありましたが、2週間雫石町へ滞在させていただき、朝晩に牛へミルクやりや水やりを手伝いながら現場を見て、そこに関わっている方々とお話しさせていただきました。
畜産の大変さを、一端ではありますが知ることができました。また、研究や流通、消費の各分野で、株式会社重次郎中屋敷ファームとともに国産飼料の開発と使用、経産牛の再肥育などの持続可能な牛肉生産に向けた取り組みを行っている方々とお話しすることで、刺激を受けることができました。
畜産は肉という商品の形で身近にあるはずですが、問題を抱え、生産現場を消費者が意識することはできていない状況にあることを痛感しました。今回の現場での経験を経て、畜産業について消費者の立場からも自分の専門分野からも考え続けていきたいと思いました。
(応用生物学専修 津旨まい)

2021.8 - 2021.11

One Earthology Seminar 2021
【オンライン開催】
テーマ「土」

100年後の大地を想う
1st round

9月のOne Earthology Seminar「地球を出て暮らす 〜方舟に土は必要か〜」は、土の役割や価値をゼロから考えるという目的で企画されました。長い時間をかけて形成される土は地球の大切な資源ですが、人間とのつながりを考えると食糧生産ばかりが思い浮かびます。例えば、植物工場での水耕栽培が非常に発達して露地栽培の必要がなくなったとき、私たちと土の関係はどうなるのでしょう?
「地球船宇宙号」とよく表されるように、人類は地球の限りある資源を一つの星の中で消費してきました。本当は、この循環における土の位置付けを把握したいところです。しかし、マクロな視点で見た循環は、循環システムのモデルや異なる分野同士のつながりなど抑えるべきポイントが多く、一度に議論するには大きすぎるテーマです。
そこでまず、今回のワークショップでは、宇宙に人工的に作られた閉鎖空間を想定しました。半永久的に移住するという設定のもと、内部の物質循環について、そしてそこに「土」が必要なのかを議論しました。議論を進めるうえで、「食」や「生物多様性」あるいは「文化」など様々な他の項目も同時に考えなければなりません。議論の焦点はグループによってまちまちで、難しいテーマに頭を悩ませながらも多くの視点を得ることができました。
また、土とは何か、その定義から考える良い機会にもなりました。人間には地球の土が必要なのか、必要でないのか、あるいは移住先で得られる素材を砕くことで機能としての「土」を得るのか。議論の余地はたくさん残っています。12月に予定している2nd roundが今から楽しみです。
(応用生命工学専攻 鳥井要佑)

2021.09.29

One Earthology Seminar 2021
【オンライン開催】
テーマ「生物多様性」

100年後の多様な命を育む
1st round

「生物多様性」を題材とした今回は、「人と生物にとってのゆたかな暮らしを叶える、ある町の活動計画を考えよう」をテーマにワークショップを行った。
5つのグループに分かれ、生物多様性が脅かされている架空の町を舞台に、その町の住民や関係者になりきって議論を交わし、活動計画を検討した。
異なる立場の理想をまとめての政策立案・決定は容易ではなく、特に「生物にとってのゆたかな暮らし」という視点を入れることが困難だった。また生物多様性保全のために取り組むべき点がいくつか考えられはしたが、実現可能性を考慮すると具体的な活動計画をなかなか描けない歯がゆさも感じた。
生物多様性の保全にはパラダイムシフトが必要だが、その変革をもたらすためには幅広い分野に介入することが不可欠だ。その全てに漏れなく取り組むためには、OEGsに求められる巻き込み力が必要になると改めて感じた。
(生圏システム学専攻 田中虎太郎)

2021.08.25

実学研修
株式会社ポケットマルシェ

「つながり」を創出して一次産業を応援する

私は「食を通じて個と個をつなげるポケットマルシェの生み出す価値やこれからの役割について考える」というテーマで、株式会社ポケットマルシェで約半年間実学研修を行いました。私は生産者チームに所属し、生産者さんの売り上げについて考えたり、利用する上での要望を叶えたりといった業務に携わりました。登録している農家さんへのヒアリングでは、お客さんとの交流をやりがいに感じるという声が多く、ポケットマルシェの創出する人同士の「つながり」が、消費者だけでなく生産者にとってもモチベーションの面で重要な要素になっていることがわかりました。一次産業を活気づけていくための一つの方法として、このように食品の購入に紐づく新たな付加価値を創出することは有意義だと感じました。ポケットマルシェでの購入のあり方を一例に、価格に代わる価値やその伝え方を考えるという視点を得られたことは、今後の自分にとって有意義な学びとなりました。
(国際開発農学専修 渡辺陽祐)

2020.10- 2021.03

One Earthology Seminar 2021
【オンライン開催】
テーマ「食」

100年後の「いただきます」を考える
1st round

 今回のテーマは「個に配慮した未来の献立を提案しよう-ある家族の食卓-」です。仮想の未来という設定で、とある4人家族の夕食の献立を議論しました。食材やエネルギーの制限がある一方で、技術レベルは発展している、家族のそれぞれが健康などに関しての問題を有しているなどの設定を踏まえて家族の食卓と栄養面の検討を4グループに分かれて行いました。
興味深かったのは、人によって重視する点が違うということです。とにかく楽に作れることを意識する人がいれば、家族みんなで仲良く食べることを意識する人もいました。一方で、食事を一人ですることに全く抵抗がない人なども見受けられました。
学内のみならず社会人やOB,OGなど学外の人も多く参加しており「食」に対する多様な考え方を学ぶことができました。また、今回のように使える食材が制限されるような未来が訪れると、どれだけ技術が発展していてもなかなか思うように「食」を楽しむことができなくなるとも感じました。現代の「食」が果たして持続的なものなのかどうか考えさせられました。
(生命化学・工学専修 石井 優人)

2021.07.28

実学研修
住友林業株式会社

日本林業の未来を考える

住友林業株式会社で「日本林業の未来を考える」をテーマに実学研修をさせていただきました。住友林業株式会社の方々や東大の先生方のご協力により、筑波研究所見学や、紋別山林事業所、紋別バイオマス発電株式会社、北海道演習林の方々にオンラインでヒアリングをさせていただきました。その過程で、日本において林業をビジネスとして成り立たせる上では育林保育に課題があることを学び、さらに調査をすることにしました。林業白書の精読や専門の先生へのヒアリングなどを通じて、理解を深めました。さらに自ら森林ボランティアに参加し、育林保育の作業を体験しました。実際に現場に行ったことで、日本の急峻な地形がもたらす弊害を自分事のように感じるようになりました。今後もさらに日本林業について理解を深め、課題を解決できる行動が出来たらと思います。
(生物材料科学専攻 安田 郁)

2020.07-2021.02

実学研修
横河電機株式会社

マングローブ生態系に学ぶ、水産資源の涵養法

OEGs育成プログラムでは、必修単位「ワン・アーソロジー」の活動として、学外における実学研修を行っています。この実学研修において、受講生は企業やNPO法人と共に社会課題の解決策を議論し、その実装を試みます。私たちは、持続的な水産資源の確保に向けて、マングローブ生態系のような沿岸生態系における生物生産の仕組みを活用することで、海洋の生産力を向上させることを目指しました。新型コロナウイルスの影響で学外活動が行えない状況下でも、研修の受け入れ先である横河電機株式会社の方々や、農学生命科学研究科の教員が務めるアドバイザリーとのリモート会議を継続し、約半年間、文献調査をベースとした有意義な議論を行うことが出来ました。報告会でも、学内外の多くの方にご参加頂き、多数のご質問・ご意見を頂きました。私たちはふだん実験室内で植物の研究を行っていますが、今回は水産の現場で起こる問題について深く考え、専門家と対話する機会を得ました。経済性と持続可能性の二軸を対立させない提案を行うのは難しかったですが、『生物による資源生産の仕組みを知り、人間のために活用する』というアプローチの汎用性を確認できたことは、私たちの専門にも生かせる、大きな収穫でした。地球上の資源を、100年後の人類に、より良い形で受け渡すために。私たちはこれからも、提案を続けていかなければならないのだと感じました。
(応用生命工学専攻 鳥井要佑、生物材料科学専攻 小松聡浩)

2020.08-2021.02

実学研修
株式会社Chicabi

企業と考える「100年後まで日本の酪農を残すには?」

株式会社Chicabiでの実学研修では、仔牛の預託事業を行う複合型観光施設「千葉ウシノヒロバ」を通して日本の酪農の現状とこれからについて考え、100年後まで日本の酪農を残す方策についてChicabiの方々とともに議論しました。新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの研修となりましたが、約半年間にわたり、様々なバックグラウンドをもつメンバーで、酪農の将来について活発な議論を交わすことができました。また、研修の最後には、100年後まで日本の酪農を持続させるための提案を行いました。持続可能な地球を目指している私たちにとって、持続可能性の実現のための具体的な手段を多様な知識と経験から考えた本研修は有意義なものになりました。
(農業・資源経済学専修 餌取拓未)

2020.08-2021.03

実学研修
公益財団法人オイスカ

ただ「植える」だけじゃない

私は約半年間、公益財団法人SOMPO環境財団が主催する「CSOラーニング制度」に参加し、公益財団法人オイスカでインターンをさせていただきました。主な業務として、子どもたちが学校や隣接地で苗木を育てることで環境教育と植林活動を進めるプログラムである「子供の森」計画に携わりました。準備から植林後の管理に至るまで、気候や文化が違うそれぞれの現場では多種多様な工夫がされていることがわかりました。楽しそうな子どもたちの写真や自然への思いが込められた絵を拝見し、心が温まるとともに環境教育の重要性を実感しました。報告書のまとめや会計確認などの事務所で行う業務以外にも、宮城県にある海岸林で実際に管理作業を行ったりなど、本当に多くの経験をさせていただき、この実学研修は自分にとって大きな一歩となりました。
(緑地環境学専修 橋元 菜摘)

2020.08-2021.03

第6回 LUC Lecture
【オンライン開催】

自分らしい未来を切り開く機会を地方が育むことで生まれる持続可能性

今回のLUC Lectureでは、公益社団法人MORIUMIUSフィールドディレクターの油井元太郎様にご講演いただきました。モリウミアスは、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市雄勝町の廃校を舞台に、雄勝の豊かな森や海、そして雄勝に住む人々から、子どもたちが自然の中で暮らすことの価値を学ぶことのできる複合体験施設です。自然の中で様々な活動を行うことによって子どもたちの「生きる力」を育てると同時に、地域の魅力を伝える活動を行う油井様の思いや考え方をお聞きすることができました。食育や農業教育についての質問にも快くご回答いただき、教科書だけではわからないことを数多く学ぶことができました。油井様が事業を行う上での考え方もお聞きすることができ、自分自身の生き方についても学ぶことの多い講演になりました。
(農業・資源経済学専修 宇都宮 涼)

2021.04.07

実学研修
株式会社環境ビジネスエージェンシー

「ワンアーソロジーⅠ」
実学研修報告会
~熱海の天然林再生計画~

実学研修は受講生が企業やNPO法人と協力し、学外で社会課題を見つけ、解決法を考え、実際に行動につなげる「学び」「実践」の機会です。新型コロナウイルスの影響で活動が難しい時期もありましたが、私は約一年間の研修を終え、「熱海の天然林再生計画」という表題で報告を行いました。報告会には研修先の方々や学外の多くの方にもご参加いただき、質問や今後への意見などを多数頂きました。私自身は作物の研究をしていますが、専門とは異なる森林という分野においてNPO法人と協力しながら放棄林問題に取り組みました。その過程で生態学や現地の方とのコミュニケーションなどといった自身の専門とも深く関わる分野を結び付けて学ぶことができました。このように分野を超えて幅広い社会課題に興味を持ち、行動を起こすことは100年後の地球を守る地球医には欠かせない姿勢であり、報告会で多くの大人を巻き込み、議論できたことは大きな成長につながったと思います。
(応用生物学専修 田口一輝)

2019.9-2020.12

シンポジウム
【オンライン開催】

公開シンポジウム
地球の経営を考える~農学がつなぐローカルとグローバルの両輪~

地球上の限りある資源を、私たちはこれからいかに使って地球を”経営”していくのか?特にフードシステムを切り口として、グローバルバリューチェーン、農村の価値、消費者との接点である小売業、金融などなど、様々な視点から熱いディスカッションが交わされました。
「システム全体が変わるためのきっかけとは何か?」「GDPは伸び続けなくてはいけないものなのか?」参加者からも鋭い質問をいただきながらのクロストークの内容とご講演を合わせたハイライトシーンのダイジェスト動画をYouTubeで公開しています。
YouTube動画

講師やプログラムは こちら をご覧ください

2020.10.31

LUC Lecture - Spotlight - 01
【オンライン開催】

水環境の保全における排水処理の役割

LUC Lecture -Spotlight- は、OEGs受講生たちの「この人のこの話が聞きたい=スポットライトをあてたい」を実現する場として新たに企画されました。初回となる今回は、OEGs2期生の神戸朱琉さんの提案・企画により、栗田工業株式会社開発本部 飯泉太郎 氏にご講演いただきました。公害の歴史から、微生物による浄化、地球の水の循環、社会課題との接点など多彩な話題を提供いただき、受講生との議論も活発に行われました。

2020.9.29

One Earthogy Seminar_SPINOFF
【オンライン開催】

Visionary Future Magazine OEGs_バイオエコノミーを特集する架空雑誌の記事をつくろう

この企画内容は、架空の技術や理論の発見・発明がされたと想定し、「こんな未来を実現したい」という野心に満ちたビジョナリーな記事をつくろう、というものです。
私が出したアイディアは、「リアルツリーマンション」という、生きた巨木に人の居住スペースを埋め込んだマンションです。巨木は未来の技術で開発された10年で直径10mに成長するエリートツリーを利用します。このアイディア、学部生時代に台湾で出会った巨木と「となりのトトロ」のワンシーンから着想を得ました。アイディア出しに詰まり、ふとアルバムの写真を見た時、大きな洞のある台湾の巨木の写真を見つけ、「そういえば、これ見た時、住めそう~とか思ったよな。あ、じゃあツリーハウスに関する記事にしようか。」という考えに至り、こんな巨木どうしたら手に入るんだろうか、と思った時に「となりのトトロ」でメイちゃんとサツキちゃんとトトロ達がどんぐりの木を急成長させる儀式をしているシーンを思い出し、「技術の進展で、成長が超早いエリートツリーが開発されたことにしよう!」という発想に至りました。そういった経緯で考え出した「リアルツリーマンション」、社会に与える影響について考えてみると、「リアルツリーマンションが都市を覆えば、二酸化炭素たくさん吸収して温暖化防止につながりそう」、「未来ではセルロースナノファイバーの需要が増加して、建築用と化学用で木材を奪い合うかもしれないから、山の木は化学用、都市の木は建築用で住み分けが出来そう」、「木が身近にあるから、QOLが上がりそう」というように、現在抱えていたり将来私たちが直面しそうな問題を解決してくれるかもしれないことに気が付きました。アニメや空想の世界がアイディアを膨らませてくれたり、それによって得られたアイディアが社会課題を解決するかもしれないと思いました。
今回はアイディア→社会課題の解決に発想を膨らませましたが、何か課題解決したいときにアニメなどの空想の世界を思い出してみると、素晴らしいアイディアが出てくるかもしれないですね。
(生物材料科学専攻 安田 郁)

2020.11.4

One Earthology Seminar 特別企画
【オンライン開催】

ポストコロナの気候変動対策 〜気候危機を生きる私たちのnew normalとは〜

私たちはポストコロナの時代のnew normalをどう形づくっていくべきか?新型コロナウイルスの問題が与える示唆にも目を向けつつ、気候危機のさなかにある私たちができること、すべきことをスピーカーや参加者の皆さまと考える場として開催しました。
当日の動画や参加者の声をFacebookで公開しています。Facebook記事
講師やプログラムはこちらをご覧ください

2020.7.14

OEGs After COVID-19 Workshop
新型コロナウイルスで変容した後の社会を予測してOEGs として提案できることを考える〜 【オンライン開催】

ポストコロナの世界を次世代に繋ぐために

今回のワークショップでは、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、医療・公衆衛生、食糧・農業、働き方・もの・エネルギーの消費がどのような影響を受けて、どのように変わっていくのかを議論し、ポストコロナの理想の地球を描き、そこに対してアプローチする方法を模索した。例えば医療・公衆衛生の観点からは誤った情報が拡散され混乱が生じたことや患者への誹謗中傷によって感染を報告するリスクが生じている問題を取り上げ、科学に対する正しい知識を議論するサイエンスコミュニケーションの場を整備することと、感染の発生報告を責めるのではなく、早く報告してくれてありがとうと言えるような社会を目指して、教育やサイエンスコミュニケーション、ネットリテラシーなどの課題に取り組む必要があると考えた。また食糧の観点からは非常事態において最貧困層が食料にアクセスできない事態が起きており、一方で大量の食品ロスが出るなどフードシステムの課題が顕在化した。国内外において食糧生産の過程の持続可能化、自給可能化を目指すことが環境負荷の低減や食糧供給の安定化につながると考えられる。
新型コロナウイルスの蔓延に第二波があると考えられている以上、一度目の感染拡大で明らかとなった課題を今度は武器にして、ポストコロナの世界を次世代に残したいと思える世界にする義務が今を生きる私たちにはあるのである。
(応用生物学専修 田口 一輝)

2020.05.20

第5回 LUC Lecture

都市と地方の「分断」を「共感」でつなぐ
自律分散型フードシステム

今回のLUC Lectureでは、都市の消費者が全国の生産者とコミュニケーションを取りながら食べ物を購入できるツール、ポケットマルシェを創設された、株式会社ポケットマルシェ 代表取締役社長 髙橋博之氏にご講演をいただきました。消費者が食べ物の裏側を知り、自分がよいと思う食材を選択することで、生産の現場に意欲的に参加し、分断した都市と地方が繋がるという構図が、ポケットマルシェという自律分散型ツールによって描かれていることを知りました。髙橋氏のご講演や学生も交えた活発な議論の中で、生産者から直接食材を購入するこのようなシステムの問題点を意識しながらも、既存の市場流通の欠点を補完しうる新しいフードシステムの可能性を窺い知ることができました。現在日本が、また世界が抱える様々な問題に関しても、消費者としてそうした問題に参加するためには、また参加を促すためにはどうすればよいのか考え直す機会になりました。
(応用生物学専修 藤原崚)

2020.01.28

One Earthology Seminar 2019
テーマ「生命」

100年後のいのちを見つめる
2nd round

人類は長い歴史の中で他の動物を利用し続け、その用途も使役動物、食用から医療・科学分野まで多岐にわたる。しかし最近、生命倫理、環境問題などさまざまな観点から、こうした当然のものと思われていた動物利用の是非が問われる時代になった。そんな背景のもと、今回は「人類のための動物利用はアリですか?ナシですか?」というテーマでプレゼンの後、ディスカッションをしました。代替方法があるならば動物を利用しないに越したことはない、これが参加者のコンセンサスだったと思います。しかし、技術的に完全に代替できるかどうか不透明な中、どこに賛否のラインを引くかは人それぞれであり、皆の合意に至る難しさを感じたセミナーでした。
(農業資源・経済学専修 近藤 諒一郎)

2019.12.18

One Earthology Seminar 2019
テーマ「食」

100年後の「いただきます」を考える
2nd round

今回は模擬国連の形式に則った会議形式で給食統制配給制度について議論しました。100年後の日本では天候不順・大型災害などの影響で食料生産が伸び悩み、且つ海外からの輸入も困難であるという前提のもと、コーディネーターの三坂先生が仮法案を提出しました。内容は国民への効率的で安定的な食料供給を図るべく、給食統制配給制度を実施し、全国民は支給される給食以外は口にできないというものです。それについて生産者グループ、消費者グループ、そして政府グループの3グループに分かれての会議でした。少しでも食の選択の自由を残したい消費者、少しでも高く売りたい生産者、国民に平等で且つ税金を無駄に使いたくない政府の三竦みで譲ったり譲れなかったりして落とし所を見つけていく。自分の理想と他の理想をうまく混ぜ込むことの難しさを体感できました。
食料は世界的に見るとすでに偏在するものになっています。今回は僅差で最終法案は否決されました。やはり自分の食べたいものを食べたいという意見が多かったです。でも、いつかの未来で全地球民配給制度もやむを得んとならないようOEGsとして考えていきたいです。
(水圏生物科学専修 小竹真帆)

2019.11.27

第4回 LUC Lecture_Extended

わたしは何を知り、何ができるのか
〜いま地球で起きていることを自分ごととして捉え、行動する〜

日々、研究室で身につけている研究能力は、実社会においてはどのような場で、どのような形で求められ、どのような過程を経て社会に還元されているのか。今回は、UNHCR駐日事務所 副代表 河原直美様より『地球市民として-難民問題から地球を考える』、富士通株式会社サステナビリティ推進本部 環境統括部 環境デザイン部、博士(環境科学) 永野友子様より『一企業人になって分かったこと: SDGs達成のための「巻き込み力」と「多様性」』というテーマでそれぞれご講演いただきました。河原様からは、難民の定義に始まり、難民問題の発生に伴って引き起こされる環境的な課題を教えていただき、永野様からは、国の研究所や企業、災害時のボランティア活動などにおける、研究者としてのスキルの活かし方を学ばせていただきました。また、お二人とも現在のポジションに就くまでの経緯を、当時の状況や心境を交えてお話してくださり、交流会でも質問に快くご回答いただいたので、学生にとっては自身のキャリア選択という点からも学ぶ点が多い機会となりました。
(One Earth Guardians育成プログラムTA 応用動物科学専攻 中田理沙)

2019.11.16

One Earthology Seminar 2019
テーマ「木」

木と暮らす100年を考える
2nd round

今回のディベートでは2050年までにアマゾンの熱帯林を増加させるためには何ができるかを先進国・現地政府・生物という三つの立場に分かれて提言、議論を行った。
アマゾンの森林を増加させるためには何ができるのか。先進国に暮らす私たちはそこにいない、そこに暮らしていない。技術の進歩でそこにいない私たちもアマゾンで起きていることを細部まで知ることができるようになる中で、私たちの環境に対する取り組みが先進国のエゴになってしまっていないか、かといって経済的理由から何もしないという無責任な姿勢をとるのはどうなのか私たちは今問われている。様々なステイクホルダーがいる中で先進国と途上国という二項対立にとらわれず当世代と次世代、生物と人間という見方をすればとるべき行動は変わってくるはずだ。規模は小さくとも動ける単位で行動を起こしていくことが消極的な人々に、次世代に背中を示していくことになる。なんのために?30年後に次世代の子供に“How dare you?”と言わせないために。
(応用生物学専修 田口 一輝)

2019.10.23

実学研修

2019SP「ワン・アーソロジー」
実学研修報告会

2019年度の実学研修報告会が開催されました。実学研修は学生が大学を飛び出し、企業やNPO法人などの協力のもと活動を行う「学び」の機会です。2年目となる今年は活動の幅もますます増し、企業における研究活動からNPO法人での企画運営まで、多様な活動内容の報告がありました。報告には学生や教員のほか、研修先の方々をはじめ学外の多くの参加者が集まり、様々な立場からの質問や意見が出されました。
100年後の地球を守る。そのためには大局的な視点に立って、異なる分野を有機的に結びつけながら課題解決をしていくことが不可欠です。実学研修で育んだ学生それぞれの視点や経験を、どのように深化・融合して将来の課題解決に生かせるか。研修を通して学んだことを顧みて共有することの重要さを感じると同時に、今後の活動が楽しみになるような報告会となりました。
(応用生物学専修 室 智大)

2019.10.07-08

One Earthology Seminar 2019
テーマ「生命」

100年後のいのちを見つめる
1st round

今回はディベート形式でヒト受精卵のゲノム編集の是非を考えました。事前に賛成派と反対派に別れて考えをまとめたため、精錬された意見が多かったように思えます。近年、ゲノム編集食品について世の中では多くの議論がなされています。しかし、100年後にはゲノム編集技術を人間に利用することが当たり前になっているかもしれません。新たな技術を目の前にしたときに、その使い方はどこかで誰かが判断しなければなりません。そのときに備えて我々一人一人が技術に対する倫理感を持ち合わせていることが大切だと思います。正解のない課題について議論する難しさや重要性を改めて感じたセミナーとなりました。
(生命化学・工学専修 鳥井 要佑)

2019.9.18

英語講座

Basics for Science Communication in English
〜英語で学び、英語で話す 科学の基本〜

科学の基本を英語でどう話せば良いか。単語を知っていても話せなければ意味がありません。1週間の集中講義では講義中の日本語は原則禁止。全て英語で課題文を音読し、グループメンバーとディスカッションをし、回答をフルセンテンスで記述する。講義の初めこそ固まってしまって発言を躊躇う人もいましたが、講義の終盤では皆が読み、話し、書くことに慣れ、朗らかに課題に取り組んでいました。内容もセントラルドグマや遺伝子変異といった基礎的な知識から始まり、テオシントとトウモロコシの遺伝的な違いや人種によるラクターゼ活性の違いといった、ちょっと面白い応用的なものまで扱いました。重要なのはフルセンテンスを意識すること。きちんと相手に伝わる英語を話す練習をしました。
英語は意思疎通のための道具の一つであること、そして英語を扱う上では慣れが非常に重要であることを改めて痛感しました。英語に対する心の壁が、低くなった気がします。
(水圏生物科学専修 小竹 真帆)

2019.9.2-6

One Earthology Seminar 2019
テーマ「食」

100年後の「いただきます」を考える
1st round

100年後の人類は何を食べているのでしょうか。必要な栄養素をサプリメントで摂取しているかもしれませんし、昆虫食が普通になっているかもしれません。そのような背景をもとに日本人として、さらに地球人としてまもりたい食について話し合いました。様々な視点から議論がなされましたが、食がなくなるのは仕方がないという意見が私にとって最も印象的でした。食糧危機が予想される以上、100年後も今と同じものを食べている可能性は限りなく低いでしょう。食の変化を受け入れつつまもりたい食に優先順位をつけることが、食をまもるための唯一かつ最善の手段なのではないかと考えました。
(農業・資源経済学専修 宇都宮 涼)

2019.7.17

第3回 LUC Lecture

農林水産・食品分野における標準・認証について
〜グローバルに羽ばたくための標準・認証講座入門〜

農林水産物を広く展開し、価値を伝える上では、品質を保証して社会的な信頼を得ることが重要になります。その上で重要となる規格、JAS(Japanese Agricultural Standard)の成り立ちや、日本としての今後の戦略について、農林水産省 食料産業局 食品製造課 基準認証室 室長 矢澤 祐一 氏にご講演いただきました。講義ではまた、国際社会の中でルール作りに携わることの重要性、SDGsなどの社会的課題に対する解決モデルの標準化に向けた展望なども話題にのぼりました。講義の最後には、規格を導入することの費用対効果をどう考えるか、SDGs対応策をどのように規格化するかなどについて、参加学生からの質問があがりました。
(アグリコクーン食の科学フォーラムグループによる講義「食の科学ゼミナールⅡ/食の安全システム演習」に参加の形で開催しました)

2019.7.2

One Earthology Seminar 2019
テーマ「木」

木と暮らす100年を考える
1st round

夏至が近づいた日の夕暮れ、木に囲まれたセイホクギャラリーで100年後の地球を考える。今年度第1回目のOne Earthology Seminarでは、森林資源の現状と課題について取り上げました。コーディネーターとして森林科学専攻の丹下教授にご登壇いただき、国連機関FAOのレポートを中心に、議論のベースとなる世界の森林をとりまく状況について理解を深めました。また、その後は小グループに分かれて学生や教員、企業からの参加者などと密な意見交換を行いました。私のグループでは、広い問い「なぜ森林を伐採するのか?」からスタートした話の展開により、現在の課題を多面的にとらえることができました。今回のセミナーを皮切りに、この1年間地球規模のテーマについて考え議論していきたいと思います。
(応用生命化学専攻 橋本 秀一)

2019.6.19

第2回 LUC Lecture

Lab to Field, Field to Lab

農学の研究室での成果を、どのようにフィールドに応用するか。フィールドでの結果を見て、如何に研究にフィードバックするか。「実学」たる農学は、このサイクルが回ってこそ推進します。本研究科森林科学専攻・丹下健教授より「熱帯現象を東南アジアの事例から考える」として、本研究科応用動物科学専攻・後藤康之准教授より「『顧みられない熱帯病』を顧みる:診断法開発の観点から」として、それぞれご講演をいただきました。
講演後の意見交換では、先生方・企業の方・学生を交えた白熱の議論もあり、農学研究の奥深さを感じる時間となりました。
研究を志す一学生として、「実学」たる農学を実践されている両先生方のエピソードに、憧れと尊敬の念を抱きました。自身の研究に向かうモチベーションの向上を感じるとともに、改めて「実学」とは何か、自分の研究では何ができるのかを考える機会となりました。(農業資源経済学専修 近藤 巧)

2019.5.22

実学研修

実学研修説明会(2019SP)

2019年度夏季(SP)の実学研修のマッチングのため、説明会を開催しました。研修を実施いただく企業の方々より、持続可能性やSDGsなどに向け各企業で取り組まれていること、One Earth Guardiansと取り組む研修内容の紹介などを行っていただきました。その後は学生が数名ずつに分かれて各企業のテーブルを訪問し、対話の時間を持ちました。企業の方々と学生とが直接言葉を交わし、より踏み込んだ説明を受けたり、疑問点について質問するなど、各企業の目指す取り組みや研修についての理解を深めました。

2019.5.29 / 6.5

実学研修
公益財団法人日本環境協会

環境活動の「基盤」を作る

私は公益財団法人日本環境協会にインターンへ行き、Youth Econetの立ち上げに参加させていただきました。Youth Econetは10代から30代のユース世代同士の環境活動のコミュニケーションの場になることを目的としており、その立ち上げのためのウェブサイトづくりを行いました。
環境を守るといっても様々なアプローチがあり、それはまた一人ぼっちでは成せない大きなものでもあります。少数の地球医が頑張っても大多数の一般の人が何の興味も持たなければ意味がないのです。一人だけではちょっとのことしかできなくても、協力したらすごいことができる。そのための第一歩を踏み出した研修でした。
(水圏生物科学専修 小竹 真帆)

2018.12 - 2019.03

One Earthology Seminar
全体会 2018

One Earthology 提言
2020に向け、2019年度に私たちが取り組むこと

プログラム1期生の代表者より、2018年度に行った「木」「食」「生命」のテーマ 全6回のOne Earthology Seminarにて議論された内容について報告し、参加者の皆さまと共有しました。また、本研究科の岩田洋佳 准教授からは、「データ科学で品種改良を加速する 〜種苗産業でバイオエコノミーを勝ち抜くために〜」とのタイトルで、研究内容や社会課題解決に向けた展望について講演いただきました。最後に、来年度以降のプログラムの活動につなげることを目的に、「One Earthology提言2020に向け、2019年度に私たちが取り組むこと」とのテーマで、会場の皆さまからのご意見をいただきながら、学内外のパネリストの方々にご登壇いただいてのフロアディスカッションを行いました。

2019.02.28

第1回 LUC Lecture

牛を育て、牛を食べる
- 人と科学ができること -

日々私たちが口にする「牛肉」は、どのような行程を経て生産され、どんな方が携わることで食卓へ届いているのか。岩手県雫石町の畜産農家である株式会社重次郎・中屋敷敏晃 代表取締役より「牛を育てる視点から/重次郎の挑戦」として、牛肉の卸と流通を手がける株式会社東京宝山・荻澤紀子 代表取締役より「生産者と消費者をつなぐ視点から/環境全体から見た畜産業」として、それぞれにご講演をいただきました。
また、基礎研究の成果を畜産に活かす取り組みについて、本研究科の高橋伸一郎 教授が「飼料中のアミノ酸含量で肉質をコントロールする」として実例の紹介を行いました。
全体での意見交換の時間には、より踏み込んだ具体的な経験談や考えが述べられ、議論を深めることができました。生物としての牛や、畜産と環境や地域経済との関わりに着目し、農学からどんな提案をできるのか、それぞれに考えるきっかけとなったかと思います。

2019.02.08

0 to 1 Workshop

私たちの100年後に向けたリーダーシップ研修

株式会社ネクスレッジ・安本篤史 代表取締役社長を講師に、ワークショップを行った。このワークショップでは改善とは何か、問題解決のための道具であるQC手法について、また次世代リーダーについて講義・演習を通して学んだ。これらのことは大学の授業では学ぶ機会の少ない“実学“であり、100年後の地球について考え自ら課題を見つけ主体的に周りを巻き込んで解決をしていく私達One Earth Guardiansにとって非常に重要なことであった。特に次世代リーダーについての話は、自分の今までの生活を振り返り改善する部分が多くあると感じ、私自身のこれからに大きな影響を与えた。
(生物素材化学専修 岡田拓巳)

2019.02.05-06

One Earthology Seminar
テーマ「生命」

100年後のいのちを見つめる

技術の進歩によって、ヒトや、他の生物の生命のあり方はどう変わるのでしょうか。農学の観点からは、生物多様性も重要なキーワードとなりますが、多様性の価値や重要性とはどのようなものでしょうか?科学技術を以って人間が介入して良い程度とは?これらは正解のない問いであり、様々な価値観や考え方があることを認識するところから議論が始まります。

2018.9.25 / 12.18

第0回 LUC Lecture

「お酢」に託された生き残る力
〜偶然を必然に変える道のり〜

本研究科の特任准教授でもあり、理研発アグリベンチャー・アクプランタ株式会社CEOの金鍾明先生に、酢酸による植物の乾燥耐性化についてお話しいただきました。メカニズムを明らかにした基礎研究の成果から、その社会実装を通して緑資源の維持、増大を目指す未来のための取り組みまで、たっぷりと聞かせていただく贅沢なセミナーとなりました。基礎研究から得られた偶然の発見が、世界中の食料問題や砂漠化の解決につながり、地球にとって大きな必然になる-偶然が必然になっていく最初の歩みに触れることができました。

2018.12.4

One Earthology Seminar
テーマ「食」

100年後の「いただきます」を考える

従属栄養である私たち⼈間は、何かを食べて生きていかなくてはなりません。100 年後、私達は何をどのように食べているでしょうか。食べることの意味は変わるでしょうか。将来の⾷糧危機にどう取り組むのか、本当に環境負荷の少ない⾷糧⽣産とは何なのか。必要とされる技術・社会経済制度・教育にも目を配りつつ、One Earthology 的な⾷の未来の提案を考えます。

2018.11.27

One Earthology Seminar
テーマ「木」

木と暮らす100年を考える

木や森林には、建材の供給源、二酸化炭素吸収源、多様な生物のすみか、新素材原料、私たちの心の癒しなど様々な側面があります。One Earthology的な木の活用方法とは何か、 100年後の地球で、人間の暮らすエリアと森林との望ましい距離とはどのようなものか。コストや利便性の追求といった課題にどう対応するのか。フリーディスカッションやシナリオシンキングを通して模索を重ねています。

2018.6.20 / 10.23

実学研修
ネクスレッジ株式会社

大学では学べない「社会」を学ぶ

少数精鋭の経営でバイオ製剤開発の技術支援を行っているネクスレッジ株式会社のもとで、会社の仕組みや新規法人の立ち上げの実際を学んだほか、「持続可能な製薬業」をテーマにディスカッションを重ね、起業家・経営者的な視点を踏まえてアイデアを洗練させていく過程について理解を深めました。One Earth Guardiansで目指す地球規模の問題解決のためには現実に即した適切な実行手段を選択する必要が生じてくると思いますが、今回の実学研修で学んだ「法人設立」を選択肢の一つとして捉え、より現実的で深い議論をしていければと考えています。(応用生物学専修 室 智大)

2018.08-09

実学研修
認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン

NPOでの学び
〜机の上だけでは地球医になれない〜

私は実学研修として、損保ジャパン日本興亜環境財団が主催する「CSOラーニング制度」に参加しました。この制度を通じて、認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパンにてインターンさせていただき、イベント運営、パーム油白書の作成、実際にボルネオ島に行く機会など、様々なことに関わらせて頂きました。
「現場」を見て、その状況に対して「地球医」として自分は何が出来るのだろうかと真剣に考えた時、自分にはまだ大学で学ぶべきことが山ほどあると気づきました。
机の上だけでは地球医になれない、だけど机の上で学ぶことも重要だ、そう学んだ研修でした。(農業資源経済学専修 近藤 巧)

2018.06-

実学研修
株式会社重次郎

畜産の現場に活かす農芸化学を考える

岩手県雫石町にある畜産農家のもとに2週間泊り込みで滞在し、朝夕の牛の世話、牛舎の堆肥出し、産直での花卉販売などを体験しました。また、畜産以外の部門それぞれの仕事内容や、地元産直組会の会長さんから地域の農業や産直の現状についてもお聞きしました。畜産の現場を肌で感じることで、近親交配による弱勢や子牛の下痢による発育不良、外国産飼料の価格高騰を畜産の課題として実感することができました。そしてこれらの課題解決が、畜産業を100年後も持続可能な産業にする上で不可欠であるとの気づきを得ました。例えば、肉質や育ちやすさに関わる遺伝子などゲノム情報を利用した交配や、微生物学の知見を用いた下痢改善、食品化学・栄養学に基づく国産飼料開発など、自身の専門である農芸化学分野からの畜産業への貢献の可能性を考えることができ非常に充実した実学研修となりました。(生命化学工学専修 茂木 郁也)

2018.08

賛同企業参加のWorkshop〈第2回〉

人材育成に向けた新しい道筋への提案

第1回ワークショップで見出された人材像の育成に向けて、どのようなプログラムを創って行くべきか、多種多様な分野からご参加の企業・省庁等の方々と考える機会となりました。各現場からのインプットを活かした講義や、アクティブラーニングによる課題解決型学習など、従来の大学教育では得難い体験をカリキュラムに反映させていく指針を得ました。

2018.2.28

シンポジウム

キックオフ公開シンポジウム
〜私たちは、100年後の地球に何ができるか〜

東京大学伊藤謝恩ホールにて、プログラムのお披露目となるキックオフシンポジウムを開催しました。SDGs時代における高等教育の可能性についての産官学鼎談のほか、特別講演・パネルディスカッションを通し、産業界、省庁、教育界からの本プログラムに寄せる期待などを聞くことができました。企業・省庁、メディアなどから大学生・高校生までと幅広く足をお運びいただきました。

開催報告

2018.5.18

賛同企業参加のWorkshop〈第1回〉

育成すべき人材像とは

目指すOne Earth Guardiansの姿とは?プログラムの理念に賛同する企業・省庁等の方々と共に議論し、考えました。ワークショップを通して得られた声からは、社会学・経済学的思考のできる人材、フレキシブルな人材、課題を発見できる人材、連携できる人材、タフな人材といったキーワードが浮かび上がりました。

2017.12.12